先日、吉祥寺のイルカッフェというところでライブをやらせていただいた。
そのとき、一緒に演奏した川島イタル君に「大学では何をしていたのか?」などと質問されて、少しうろたえた。
まあ、特に何もしていなかったのであるが、所属していた学部や学科のことを話すうちに、 詩について書いた恥ずかしい卒論を思い出してしまった。
これはメキシコの詩人について書いたもので、実にいい加減なものである。
今考えるとこれらの詩は正直いって難解でよく分からなかった。
それで適当な理屈をこね、最後にメキシコへ旅行にいったときに見た夢について書いた。
夢オチの卒論で卒業できるなんて、有難い学校である。
夜の屋台で不思議な食べ物を売っていた。
葉っぱに巻かれているのだが、中には蒸した白い美味しそうなものが湯気を立てている。
食べてみたいなあ、と思って、売っているオッサンの呼び声を聞いていると、どうやら、
「ポエシーア、ポエシーア」
と言っているようである。あれ、ポエシーアって何だっけ。
あ、詩(ポエジー)のことじゃないか、と思ったという夢だ。
この食べ物はチマキに似ているが、たぶん実際にはタマレスというトウモロコシの料理だったと思う。
そのときは、まだ名前を知らなかったのだ。
2 件のコメント:
はじめまして。中学生の時、1年間だけ同じクラスだった者です。覚えていらっしゃらないかもしれませんが。卒業アルバムの一言コメントに、一人インパクトのある台詞のようなものを書いてらして、とても印象に残ってます。そして、こちらのブログを拝見して、その頃と変わらない何かがあるなと感じてうれしくなりました。トマレスおいしいですね。とても好きです。音楽活動がんばってください。
>1200さん
書き込みありがとうございます。
ちょっと前に中学時代の人々に何人か会いましたが、みなさん、あまり変わってないように感じました。きっと、1200さんのお顔も拝見すれば、思い出すと思います。
私も相変わらずアホなことばかりやっております……。
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