2012年2月28日

百合の花

個人的には人生何度かめの園芸ブームなのだが、私は植物を育てるのが恐ろしく苦手なので、あまりいい予感はしない。なので、植物の購入はなるべく控えめにしている。

「百合の花」という曲は、ものすごく前から何度も手をつけては挫折、やってみては諦めを繰り返してきたもの。
こういう曲がさくっとつくれてさくっと歌える(ように見える)ジャヴァンみたいな人がうらやましい。

http://ott.sakura.ne.jp/ottnet/songs/lis.mp3

百合の花
神さま(願わくば) 許し給え 恋が終わる 間違えたのなら 教えてください 
どこで何を なぜこんなに 君を愛しすぎた 求めすぎた

おそらく あの時から 心のなか 見たこともない美しい何かが
生まれていた 白い百合の花のような
大切なものが今はない 今は 乾いた土くればかりだ
いつもたくさんの 花が咲いてた
庭の日だまりは どこへ消えたの?

2012年2月10日

あまり演奏しない曲たち

やらないのには理由があって、どこか弾きにくかったり、歌詞が気に入ってなかったり、まあいろいろ。
とりあえずは訳したものの、レパートリーから消えてしまう曲も、なかにはある。
それはもったいないので、しばらくすると再びいじってみて、救えるものはないかと探すわけだ。

今回は「リジア」の歌詞を思い切って変えてみた。
http://ott.sakura.ne.jp/ottnet/songs/ligia.mp3

夢はみない 映画みない サンバ嫌い
イパネマの海も 雨も太陽も 好きではない
君に電話してすぐ 君の名前さえ 知らぬことに気づく そして受話器を置く

愛はいつも心痛め 幻と消える
コパカバーナの冷えたビールの泡のよう
君を愛してしまった その瞳がもう 太陽の光より僕を脅かす


例によってかなり内容を変えている(分量的にも減らしている)のでオリジナルからはちょっと遠いかもしれない。個人的には、電話をかけておいて自分で切っちゃう感じが気に入ってる。
これから、もう少し頻繁に演奏することになるかもしれない。

Foi a noiteも、ひさびさにやってみた。
http://ott.sakura.ne.jp/ottnet/songs/foianoite.mp3
これも歌詞が違うんじゃないの? という気は大いにするのだが、結局うまく直せず。

2012年2月6日

アフガン・スター(マイブームその後)

インターネットラジオをきっかけにはじまったアフガニスタン音楽のマイブーム。
「アフガン・スター」というドキュメンタリー映画があることを知り、さっそくDVDで見ることにした。

「アフガン・スター」はアフガニスタンの超人気オーディション番組らしい。
You Tubeでも「Afghan Star」で検索すると、その様子が見られる。この番組で上位に入った歌手がデビューしていくという状況のようだ。
音楽的なクオリティはそれほど高くない。でも、ラジオから伝わってきた切実さ、熱気がここには確かにある。
多民族国家であるアフガニスタンでは、音楽よりも出身民族で投票する人がたくさんいる。だが、それだけとも言い切れないところがあって、その辺が面白い。
人々の音楽への深い愛は、民族間の対立を浮き彫りにしつつ、ある意味ではアフガニスタンの国家的な統合にも利用されているようだ。

「ラフガイド・トゥ……」シリーズを買ったのは、はじめて。
なんせさっぱり事情がわからないので、解説などは大変役に立った。映画「アフガン・スター」にも登場して物議をかもした歌手も収録されている。
しかし、たとえば「ラフ・ガイド・トゥ・ザ・ミュージック・オブ・ジャパン」というのを聞いて日本の音楽事情が分からないのと同様であり、引き続きいろいろ聞いてみるつもりだ。

比較的、手に入りやすいのは古典音楽のようで、このあたりはあまりハズレがないかもしれない。
Ustad Mohammad Omar(アフガン・ルバーブの巨匠らしい)は、なんとあのザキール・フセインとの共演盤。
とはいえ、ラジオや「アフガン・スター」の熱気とはちょっと違う気もする。