2011年1月2日

謹賀新年(うさぎあれこれ)


新年早々いきなりドメスティックな話題で恐縮だが、わが家は夫婦ともにフリーランスなので非常に不安定な仕事っぷりである。
なので、年賀状くらいはちゃんと書いて人々に思い出していただき、仕事でももらえたらなあなどと都合のよいことを考えている。もう年賀状なんかいらないんじゃないの? という意見もよく聞くようになり、私も「そうかも」とは思うのだが、そうなると、本当にダイレクトメールを出さなくてはならなくなるかもしれない……。

年賀状製作は妻の得意分野なので、私は主に横で見ていて応援するくらいなのだが、図案のアイディアをあれこれ言ってうるさがられたりもする。今年は兎年ということで、「ミッフィーとキャシーが仲良くお茶してるところはどうかね」とか「大きな日の出の写真に点ふたつと×つけようか」とか、なんとかミッフィーを忘れようと苦しんだ。私にとってうさぎ界におけるディック・ブルーナの存在は、いわばボサノヴァ界におけるジョアン・ジルベルトに近いものがあるのだ。
そんなこんなで、今年もますます調子はずれにやっていこうと思いますので、みなさまどうかよろしくお願いいたします!

2 件のコメント:

たっきー さんのコメント...

僕も自営で独立して13年くらいになりますが、昔のクライアントにも年賀状だけは出しています。僕の仕事は「コンサルいかがっすか~」と商品を売るようには営業できない職種で、必要とする方から能動的に依頼していただかないとならないのですが、年に2~3件は「年賀状いただいていたのを思い出して引っ張り出して連絡しました」と仕事をいただきます。具体的な数字で言えば、年賀状を起因とした仕事だけで昨年は50万円以上売上げています。昨年は200枚くらい出しているので費用対効果としては、1万:50万なのでかなり宣伝広告として効率的な年賀状であります。

年賀状不要論を主張される方も多くいらっしゃいますが、必要・不要、人それぞれです。

OTT さんのコメント...

わー、さすが説得力ありますねー。
たっきーさんの場合はきっと人徳のなせる技でありましょ~。