2011年11月26日

いそげ、リラックス!


実兄でミュージシャンのwakiが7年ぶりにフルアルバムをリリースしたので、ぜひ聞いてほしい。
タイトルは Hurry Up and Relax。発売はdatabloemというオランダのレーベル

レーベル側はもはやダウンロード販売のほうに力を入れているようだが、CDジャケに珍しく兄のメッセージが「言葉で」記されていた。

After the 311 huge earthquake, my country Japan became like a hell, (中略)Doing music is basically a personal thing, and when the society is in the crisis, it can be recognized as a very selfish thing to do. But I felt I have to do something and it is weird to say this, but I felt I must push my works out. Though music is not important as surviving itself, but I think we sometimes need music to survive.(後略)

「音楽よりも生き残ること自体のほうが大切にはちがいないが、私たちはときに生き残るために音楽を必要とする」とはいかにも兄らしい言葉だ。
そして、たぶん生き残ることが個人的であるとともに公共的であるのと同じ程度には、やはり音楽も個人的であると同時に公共的なのだと私は思う。

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