長年の課題だったジョイス女史の「フェミニーナ」の訳、ようやく一応録音できた。
今回は、ここにちゃんと歌詞を書いておこう。
ママ、大人になったら あのフェミニーナ 女らしさ私に
分かるときがくるかな?
あなたは笑った このフェミニーナ
長い可愛い 笑顔だけじゃないのと
紡いだ糸が切れたら 大きな空へと飛び立つ
ママ、あなたが教えた このフェミニーナ 女らしさ私が
私であることだと
終わりと始まり 同じものなら 長い道のどこから
どこへ行くの私は?
世界のご馳走並べ テーブル燃やしてしまう
この歌は彼女なりの「フェミニスト宣言」だと思うので、訳していて緊張した。
もう十何年も前のことだが雑誌のライターとして彼女にインタビューをして、「フェミニストとして尊敬しているのは誰ですか?」と質問したことがある。
答えは、「お母さん」。
そのとき私は、この歌の意味をちゃんと考えずに聞いていたのである。
そういえば彼女の自伝にも、この素敵なお母さんは出てくる。
0 件のコメント:
コメントを投稿